段ボール工場の、多品種・小ロット化などの多様なニーズに対応する、シンプルで合理的なライン。高速処理スピードとコルゲーターの稼働率アップに応える、高生産性を追求する理想的なライン。さらに耐久性の高さと効率のよさを実現した原紙搬送システム、神戸製作所の原紙搬送装置ゴーライダー。現在多くの段ボール工場で活躍させて頂き、高評価を頂戴しております。
1995年に納入開始依頼、93台以上の実績があります。
コルゲーターと完全にリンクして、原紙を傾斜ストレージにセットするだけでミルロールスタンドへ供給し、残ロールを搬出します。全自動のシステムにより、原紙搬送に係わる人員を削減し、オペレーターはコルゲーターに専念することができます。
火災の心配がありません。
操作盤
スイッチを「自動」にしておくことにより、ミルロールスタンドとリンクし、全自動で制御が行われます。
傾斜リフター
手動でリフターを上昇下降することができるので、クランプ車なしでもストレージにロール紙をのせることが可能です。
傾斜ストレージ
ストレージが傾斜しているので、クランプ車がロール紙をのせると、その傾斜により1ロールずつ台車に搬送します。
サブレーン
ロール紙を台車にのせ、サブレーンを通り、左右振分台車へ搬送します。
左右振分部
ロール紙を左右に振り分け、搬入台車にのせます。
メインレーン
ロール紙の矯正、皮むき補助をします。ロール長、ロール径を測定し、センタリングを行います。
小径リフター
直径400mm以下の小径ロール紙の場合、リフターが上昇し、ミルロールスタンドが自動でキャッチングできるようにします。
ターントラバーサ(搬出台車)
搬出台車がミルロールセンターで待機し、残ロールを受け取ります。搬出レーンを通る際に台車が90度回転し、搬出移載リフターによってコンベアへ移載します。
返送コンベア
キッカー
各ラインから移載された残ロールをのせ、キッカーへと搬送します。残ロールを1箇所でけり出し、搬出する搬送システムの最終ライン。クランプ車が回収しやすい所まで搬出されるので、作業効率がアップします。